ミサワホームの先行投資にトヨタは着目

 ミサワホームは三沢千代治社長の方針で教育や環境対策、医療などについて先行投資を続けてきた。ミサワホームが住宅ブームに乗り業績を伸ばしつづけたことがこうした先行投資を可能にした。まず教育であるが住宅についての日本の教育は手薄である。このためにミサワホームはホームエンジニアリング制度を早くから設けた。1週間にわたり教室で理論の勉強し、それと平行して工事スクールが5日間行なわれる。工事スクールでは実際に建物を組みたて解体してみる。三沢グループに参加した全社員、全役員が参加しなくてはいけないもので三沢千代治氏が認定第一号で現在認定者は3万人を超えている。

 さらに100%リサイクルできる住宅を開発した。97年に静岡県富士市、長野県駒ヶ根市に「100%リサイクル住宅」を完成させて披露した。外壁材に使用した「ニューセラミック」は耐久性が高く省資源かが図られセメントへのリサイクルが考えられている。

 内装材には木質資源を有効活用した「M−Wood」を採用した。{M−Wood}は10回リサイクルが可能であり、千年以上の使用が可能となっている。三沢千代治氏はこの「M−Wood」を使った住宅を中国で販売しようと「ミサワ・インターナショナル」で販売を始めている。

 基礎から構造材、屋根材、内装材、家具まですべてリサイクルできるようにしている。

また、世界初めてのエネルギーゼロの住宅を開発した。太陽光発電システム、高断熱、高気密仕様などの技術を活用して実現した。
省エネルギィーではミサワホームは太陽光発電システムを採用した街作りを手がけてきたが、北海道で503戸の太陽光発電住宅「ヒルズガーデン清田」で作っている。

こうした国内での実績のほかに海外でも南極、北極などの自然条件の厳しいところにも進出して住宅作りをしている。海外では20年前から進出しており16カ国26箇所に及んでいる。

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